学生時代は無機光エネルギー化学研究室に所属していました。
学生時代の大半をコロナ禍で過ごし、世界的なパンデミックの中で人々の命を救う医薬品の重要性を実感しました。様々なコロナ治療薬が世界で開発されていく中で、医薬品の製造現場などを間近で学びながら営業したいという気持ちが芽生え、藤本化学製品に入社しました。
最初は上司に同行し、ビジネスマナーや商社営業の基本を一から学びました。半年ほど経過してから担当を持たせていただき、一人で顧客様を訪問する機会も増えました。
入社1年目の仕事で頑張った点は、顧客様や協力会社との価格交渉です。担当交代を行ってすぐ価格交渉を行う機会がありましたが、どのような資料を用意したら良いのかも分からず悩んでいました。その際、初の価格交渉ということもあり、親しくしている他社の営業担当者の方が市場状況・価格改定理由・資料作成の方法・今後の予測等を教えてくださいました。その内容を踏まえ、上司と何度かロープレを行い価格交渉に挑みました。
その結果、スムーズに交渉が進んだうえに、顧客様から「よくここまで勉強したね、これからもよろしくね」とのお言葉をいただき、やりがいにつながりました。社内だけでなく、社外の方にも助けていただき、様々なことを乗り越えられたと感じています。
1年目では電子材料、食品添加物、機能性素材、溶媒など多岐にわたる商品を扱っていました。2年目からは医薬品原薬や中間体の商社営業にも携わることになりました。現在は様々な化学品の営業が出来るようになってきたので、これからは経験を積んで社内外の信頼を高めたいです。
医薬品業界は法規制が非常に厳しく、一つ一つのルールやガイドラインを理解し従う必要があります。その一つ一つを学ぶのに苦労しましたが、上司や先輩方が具体的なアドバイスや実際の例を挙げて指導してくれ、不安に感じる場面でも積極的にフォローしてくださいました。
また、商社営業を行っていく中で、海外メーカとの調整を行う機会が増えました。海外企業とのコミュニケーションは、言語の壁だけでなく、文化やビジネス慣習の違いがあり、思うようにいかない機会が多くありました。外国語が得意な方にフォローいただき、海外の文化やビジネスの慣習を学び理解することで、問題解決を行い乗り越えることが出来ました。
結果、社内・社外とのコミュニケーション能力が大きく向上し、国内だけでなく海外メーカーとの交渉や調整を通じて、相手の立場やニーズを理解し、柔軟に対応する能力も高まったと感じます。さらに、製品の知識を深めることで顧客様に対してより的確な提案ができるようになり、信頼関係を深めることができるようになりました。
現在は社内で取り扱う化学品全般の営業が出来るようになりました。今後はこの経験を活かし、更に顧客と業務のボリュームアップを図り、会社の売上利益に貢献できるよう取り組んでいきたいです。私生活でも目にすることの多い医薬品に携わり、健康に直結する商品を扱うことで、社会に貢献できていると感じています。
また、顧客様と直接関わる機会が多いため、お礼の言葉を直接いただくことができるのは大きなやりがいです。自分の行動によって顧客様に喜んでいただけたという実感は、仕事を続ける上での大きなモチベーションに繋がっています。
働く上では、人との繋がりを大切にしています。社内外問わず多くの方に助けられ、働いてきました。ビジネスですので、全てが思い通りに進むわけではありませんが、人との関わりにおいては常に真摯でありたいと思っています。
今後は化学品の商社営業だけでなく、当社の主力事業である医薬品の受託営業にも携わっていきたいと思っています。
最後に、藤本化学製品のいいところは、個人の裁量が大きい点です。何事にもチャレンジできる環境が整っており、自分のやりたいことを否定されない風土があるため、新しいプロジェクトに積極的に取り組むことができます。さらに、上司との距離が近く、コミュニケーションが取りやすいです。一年目から様々な経験を積むことができ、早い段階でスキルアップが図れるのもこの会社の魅力の一つだと思います。
挑戦心があり自分のスキルを磨きたいと考えている方は、ぜひ一緒に働きましょう。
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